感染性胃腸炎が流行してきています

学内で感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が流行してきています。感染性胃腸炎はノロウイルスが原因となることが多いようです。

主な症状 吐き気・嘔吐・下痢・発熱
潜伏期間 1~2日程度
発生時期 11月~3月にかけての寒い時期に多く発生
特徴

  • 感染力が強いためごく少量のウイルスでも口から体内に入ることで感染します。
  • 免疫ができにくいので「1度かかったら大丈夫」ということはありません。
  • ウイルスを殺す薬がないので免疫力を高めるため休養し、無理に食事をとらない(胃腸の安静)などの注意が必要です。
  • 嘔吐や下痢の期間が長い場合は脱水になることがあるので、医療機関にて点滴が必要となることもあります。
  • 感染力が強いため、症状が改善するため自宅安静が必要です。

予防のために・・・

  • 手洗い→手洗いは石鹸と流水で30秒以上洗いましょう。外出後、トイレの後、食事や調理の前、吐物や便の始末の後など
  • 消毒→吐物の処理は、ゴム手袋、マスクをして行い、素手で触らないようにしましょう。
  • ノロウイルスは熱に弱いので、加熱(85度1分程度)することで殺菌できます。
  • 塩素系消毒薬で殺菌できますが、消毒用アルコールではほとんど効果がありません。床などが汚染された場合は、塩素系消毒薬を使用しましょう。